モノづくりの教育的価値

2015.11.19 (木)
教育的価値

会社や組織の中では、モノづくりの価値はお金に置き換えられることが多いと思います。

何台売れた、原価がかかりすぎている、売れなきゃ作る意味ない、など。

 

しかし、モノづくりの価値はお金だけではないはず。

 

モノづくりは人づくりという言葉があります。

そこには、人間の成長に必要な要素が備わっているからだと考えられます。

つまり、モノづくりには教育的な価値があります。

 

モノを作るためには、忍耐力が必要です。

ボタンを押せば何でも動く今日で、技術者がそれを成し遂げるためには多くの勉強が必要です。

 

高度なものを作りたければ、それだけ多くの勉強時間が必要です。

そしてその勉強は芋づる式に増えていきます。

一つの参考書を読み解くために、別の参考書を読まなければならないことがあるからです。

そして、初めて作ったものは大抵うまく動きません。

 

思い通りに動かすためには、試行錯誤が必要です。

失敗の原因がどこにあるのか、図面を見直したり、書いたコードを戻してみたりと、いろいろな手を考えて少しずつ解決に近づきます。まさに忍耐力の作業です。

 

素直さも必要です。

モノづくりで扱う対象は、金属であったり、プログラムコードであったり、電気であったりします。

それらは自分を映す鏡です。

設計者が間違ったことをすれば、それはそのまま結果となって現れます。

うまく動かないからと言って、プログラムコードのせいにしても始まりません。

結果をすべて飲み込んで、自分が変わるしかありません。鏡は先に笑うことはありません。

 

思いやりが身に付きます。

エンジニアは仕事の中で思いやりのある工夫をしています。

例えば図面一つとっても、製作者が読み間違いをしないように注記を添えたり、

プログラムコードに関しても次に修正する人がわかるようにコメントを残したり、

あまり意識しなくても変更が加えやすい構造にしたりと、思いやりを感じます。

 

しかし、なぜか言葉を使うと喧嘩になったりします。

 

モノづくりの中で、お金のことばかりがクローズアップされてエンジニアがつまらないと思ったときには、エンジニアのあるあるネタを思い返してみましょう。

エンジニアも悪くないと思えてきませんか?

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